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「値追い人」― 兜町カタリスト櫻井英明のここだけの株話

「値追い人」

2019年2月に日経平均株価は一気に21,000円を上抜けました。
何度も追いかけて跳ね返された壁は、一気に抜けないと邪魔が入るという好例でしょう。
「買っても駄目なら売ってみな」が刹那的投資心理である証拠でもあります。
あの頃はボリンジャ─のプラス3σ水準まで迫る勢いでした。
その日暮らしと永遠の相場との相克。
どちらに分があるのかは不明ですが、少なくとも時間軸の設置は重要です。
投資家さん、あるいは市場関係者は「値読み人」であることに加えて「時読み人」であることが求められるのではないでしょうか。
「終値で◎円を抜ければトレンドは上」などという解説は多いです。
「75日線を抜ければ更に上に向かう」というような見方もよく聞きます。
しかし、市場関係者のコメントの多くに共通するのは「いつまでに」という時間軸。
これが欠けているように思えます。
時間をかければ日経平均株価の100万円だって夢では無いかも知れません。
しかし、本来求められている時価軸が提示されることは滅多にありません。
もっとも、「先のことなんか確実にわかる訳ないだろう」というのは筆者を含めた市場関係者の本音でもあります。
わからない先のことを、わかったように解説するのは市場関係者の特技なのかも知れません。
ともあれ、相場の世界で必要なのは「時を読むこと」。
言い換えれば「タイミングを伺うこと」。
格言には「漁師は潮を見る」とあります。
相場格言では「潮目を読む」と言います。
潮もそうですが、時を読むことこそ求められること。
個別銘柄もそうですし、指数も同様でしょう。
いつ、どういうイベントがあるのか。
それを知りながら、その先を読むことです。
決算発表のスケジュールや経済指標発表のスケジュールを知っているだけでは、何の役にも立ちません。
どういう結果であれば、どういう反響・影響を及ぼすのか。
そして、市場はどういう流れになるのか。
これを時間軸として読むことが大切なのだと思います。
そういう意味では、カレンダーや予定表というのは重要になってきます。
自然現象も含めた時の流れを知ること。
「時の過ぎゆくままにこの身をまかせ」は歌の世界。
相場の世界ではこれでは駄目。
「川の流れに身を任せ」が通じないのが相場です。
流れに沿った自分の時間軸を作ることが求められるということ。
難しいことですが、これが相場で泳ぐ術かも知れません。
ファウストが「時よ止まれ。お前は美しい。」と叫んだところで時は止まらないもの。
そして、時が永遠に進み続けるのは相場も一緒。
永遠の時間軸の中で瞬間の動きなどないに等しいでしょう。
児戯に溺れるのではなく、恐れるのでもなく、時間の流れの中で泳ぐこと。
これは忘れずにいたいものです。
「どんな未来も受け入れる。差し延べられた手は掴む」。
「奇跡は諦めない奴の頭上にしか降りてこない」
そういう声が聞こえてくるかも知れません。

「個人的アノマリー」

以下はハクビシンの歴史。

2014年8月6日

早朝、庭を悠然と横切るハクビシンと遭遇。
結構ビックリするもの。
吉兆なのか、凶兆なのか。
というか、天候だけでなく、鳥や動物がアジア化してきた。
そのうち公園にオウムがたむろする環境になるのかも知れない。
昨日は空からハトの糞が振ってきたが、何の運もなかったが・・・。

当時ラジオNIKKEIの「投資知識研究所」のHPに相方の女子アナさんが書いていました。

櫻井所長が、昨日早朝自宅の庭を横切る”ハクビシン”に遭遇。
そのハクビシンは一度立ち止まり…しばし対峙。
「いや~、ビックリするもんだね」と所長。
そこで、”ハクビシン”(白鼻芯・白鼻心)について調べてみました。
「ネコ目 ジャコウネコ科」 
「額から鼻にかけて白い線があることが特徴。
日本に生息する唯一のジャコウネコ科の哺乳類で、外来種と考えられている」。
櫻井所長が、メルマガに「吉兆か凶兆か」と書いていたので、またまた調べてみました(笑)
害獣といわれる”ハクビシン”ですが・・・。
「その姿を見た人に幸福をもたらす」と書かれたものを発見!
定かではありませんが、雷とともに現れるという伝説上の動物「雷獣」は特徴や姿からハクビシンがモデルではないか?と言われているそうです。
と言っても、昔に比べて今は目撃情報も多く、珍しくはないですからね・・・。
いやいや、「吉兆」と信じましょう!!

2015年3月30日

東京国際フォーラムのコンサートは12,800円のプラチナチケットも完売で満員。
これも現実ということを再認識。
帰宅したら、庭でハクビシンに久々に遭遇。
冬眠はしないらしいが、暖かさで夜の散歩を開始したのだろうか。
「ハクビシン遭遇株高アノマリー」に期待したいところ。
ノルウェー政府系ファンドの日本株買い増しの報道が呼び水になって欲しいもの。

個人的なアノマリーでは、自宅の近くでハクビシンに遭遇すると指数が上昇するというのがあります。
過去2回遭遇したのですが、いずれも翌営業日の日経平均株価は3ケタの上昇でした。
週末金曜の夜に遭遇したので、期待をしていたら昨日も3ケタの上昇。
不思議なハクビシンに思えてきてなりません。

2016年2月17日

いつも幸せな相場を運んでくれる個人的なアノマリーはハクビシンとの遭遇。
以前は1匹だったが、昨夜2匹になって自宅の庭を横切った。
人影を見ると一瞬立ち止まるのも一緒。
前回遭遇したのは昨年3月30日で1年ぶりに戻ってきてくれたのは吉兆と考えたいところ。

2018年8月22日

昨日早朝自宅の庭を横切る動物がいた。
自宅の庭を横切るのはハクビシンだったら株高というのが個人的アノマリー。
過去3回は遭遇している。
ところがこの動物は白と黒のネコ。
どこか中途半端だった。

2018年8月23日

「夜、ハクビシンが2匹庭を横切った」と家人。
自分の目で見た訳ではないが、2匹とは・・・。
「2×2=4」と市場関係者。
アノマリー成立になって欲しいところ。

2019年2月12日

土曜の夜、銀座ケネディハウスでのIRライブセミナーの打ち上げを終えて帰宅したら・・・。
「一寸前にハクビシンが庭に来た」と家人。
ただ、庭を通り抜けたのではなく人の姿を見てハッと立ち止まってから戻って行ったと。
過去4回、庭をハクビシンが横切ると株高というのが個人的アノマリー。
横切ったのではなく、立ち止まったというは吉兆なのかどうか微妙な格好。

週明けは、引けて見えれば日経平均株価は500円以上の上昇で、今年最大の上昇幅。
前回は8月23日でしたが、ソコから10月まで元気だったのが思い起こされます。
面白いことに2月と8月に遭遇することが多いものです。

 

櫻井 英明(さくらい えいめい)
ストックウェザー「兜町カタリスト」編集長

日興証券での機関投資家の運用トレーダー、「株式新聞Weekly編集長」などを経て、2008年7月からストックウェザー「兜町カタリスト」編集長。
幅広い情報チャネルとマーケット分析、最新経済動向を株式市場の観点から分析した独特の未来予測に定評があり、個人投資家からの人気も高い。

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