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「モバイル決済」の仕組みとは 財布がなくてもスマホで支払い可能!

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 ここ数年、Squareをはじめとしたモバイル決済サービスが、利便性やコストの安さなどから脚光を浴びています。米ガートナーの予測では、モバイル決済の世界の市場規模は2017年には7,210億ドル(約71兆円)、ユーザー数で4億5,000万人規模まで急拡大すると見込まれています。

モバイル決済とは

 まずモバイル決済とはどのようなものなのか、どんなサービスがあるのか、概要を見てみましょう。

 モバイル決済とは一言でいえば、スマートフォンやタブレットなどの携帯端末を使って、クレジットカード決済をする仕組みです。

 まず1つ目として、お店(売り手)側のスマホやタブレットに専用のカードリーダーを取り付けて決済端末やPOS端末を使ってクレジットカードの決済処理を行うサービスがあります。

 代表的なサービスとしてはSquareや、コイニー、楽天スマートペイなどが挙げられます。

 カードリーダーをイヤホンジャックに装着することでカード決済(VisaやMasterCardなどの国際ブランドのロゴついた磁気ストライプ/ICのクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードなど)に対応するサービスが多く、従来の据え置き型の決済端末の設置と比較して可搬性に優れていることや導入コストが低いこと、通常のクレジットカードの加盟店手数料よりも低い手数料を設定しているところが多いため、小規模なお店などで使われることが多いようです。

 2つ目は、お店側に対して、消費者(購入者)が、NFC/Felicaを搭載した自分のスマホやタブレットで支払いを行うサービスで、Appleの「Apple Pay」、Googleの「Android Pay」、サムスンが提供している「Samsung Pay」や中国最大の電子商取引大手アリババが提供する「Alipay」などがあります。

 日本ではすでにSuicaや楽天Edy、nanaco、WAONといった電子マネーや、QUICPay モバイル、iDなどのモバイルクレジットカードなど、おサイフケータイとして広く普及しているサービスがあります。

 NFCとは「Near Field Communication」の略で、10㎝くらいの距離で非接触通信ができるものについて定めた規格で、国際的に普及しているTypeA/B規格(Apple Payなどが採用)と、日本で普及しているおサイフケータイで使用されているFelicaがあります。

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