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子どもだけじゃない! 大人も無料で楽しめる全国の0円施設(後編)

出費がかさむ行楽シーズンにオススメしたい全国の0円スポット特集。前編は企業の工場見学や公共の自然公園など、親子で楽しめる施設をご紹介しました。
後編では、大人が夢中になるような無料施設をご案内します。

宇宙開発の最先端を体験して、宇宙飛行士気分!

宇宙への憧れは大人になっても変わらないもの。茨城県の筑波市にあるつくば宇宙センターは、日本の宇宙開発の中枢センターとして1972年に開設されました。宇宙飛行士の訓練やロケット、人工衛星の研究開発などが行われ、国際宇宙ステーションにある「きぼう」日本実験棟、人工衛星の運用管制も担っています。

筑波宇宙センター
(写真=JAXA)

センター正面近くの「ロケット広場」で出迎えてくれるのは、全長約50メートルもある「H-Ⅱロケット」の実機。展示館「スペースドーム」に入ると、人工衛星の試験モデルや燃焼実験に使用されたロケットエンジンなどが展示されており、「きぼう」の日本試験棟の実物大モデルの中に入ることもできます。宇宙ファンの少年少女から大人まで、宇宙開発の最先端を身近に体験できる施設です。

地底にある巨大神殿? 巨大な地下調圧水槽

いわゆる“インスタ映え”すると評判の施設が、埼玉県春日部市にある首都圏外郭放水路。施設の一部である調圧水槽の巨大な柱は、まるで“地下神殿”のようです。

首都圏外郭放水路
(写真=国土交通省 首都圏外郭放水路)

国道16号線の地下約50メートルに建設され、総延長は6.3キロメートル。流域の河川が氾濫しそうになった際に河川の水を取り込み、調整しながら江戸川へと放流するという目的がある世界最大級の地下放水路です。

建設当時の最先端の日本の土木技術が結集され、水を取り込む5本の巨大立坑は、直径約30メートル、深さ約70メートル。地中深く貫く地底トンネルは、直径約10メートルあり、それが6.3キロメートルにわたって走っています。重量500トンの柱が59本も立ち並ぶマンモス水槽、毎秒200立方メートルの水を排水する14,000馬力タービンなど、スケールの大きさに圧倒されるはず。普段目にする機会がない、私たちの生活を守る国のインフラ施設です。
※施設見学は調圧水槽のみ。立坑、トンネル、ポンプ室などは見学対象外。

休日は、体験型施設で大人の思い出づくり

三浦半島の岬、相模湾に突き出た小高い丘にあるのは、入場無料の体験型パーク「長井海の手公園 ソレイユの丘」。東京ドーム4個半(24.6ヘクタール)分の広大な園には、春は菜の花、初夏はネモフィラ・アイスランドポピー、夏はひまわり、秋はコスモスなど、四季折々の花々が咲き誇り、空気の澄んだ晴れた日は富士山も望むことができます。

長井海の手公園 ソレイユの丘

オススメは大人でも楽しめる体験教室。パンやピザを作ってその場で焼きたてを食べたり、今人気のハーバリウムやキャンドル作り、オカリナの絵付けなど、食とクラフトの体験ができます。また、土に触りたい人はぜひ季節の野菜の収穫体験を! 5月はキャベツ、6月はジャガイモ・ニンジン、7月上旬まではトマト、8月はナス……と続きます。少し疲れたら、太平洋を望む温浴施設でリラックス。夕日に染まる富士山を見ることができるかもしれません。忙しい日常ではなかなかできない体験で、大人の思い出づくりをしてみては?

前編・後編にわたり、無料でも十分に楽しめる施設をご紹介しました。行きたい場所が決まったら、休館日のほか、事前予約は必要か否か、駐車場はあるかなど確認しておきましょう。また、施設内には有料のサービスやエリアがある場合も。事前によく調べて出かけるとよいでしょう。また、各施設のウェブサイトでは、イベント情報も日々更新されているので要チェック!

表 まだまだある! 大人も満足する0円スポット

施設名 主な内容
トヨタ会館(愛知県) 環境・安全に関する最新技術や、トヨタ生産方式による高品質を目指したクルマづくりなどを紹介。レーシングカーのショールームも必見。予約すれば組立工場、溶接工場の見学もできる。
日本銀行金融研究所貨幣博物館(東京都) 日本の貨幣の歴史を学べるほか、江戸時代と現在双方の紙幣の偽造防止技術も体験できる。
国立天文台三鷹キャンパス(東京都) 敷地の一部を一般公開している。定期的に天体観望会も実施。
京セラ美術館(京都府) ピカソ銅版画や東山魁夷などの絵画などを所蔵し、一部を常設展示している。
オリオンハッピーパーク(沖縄県) ビールの仕込みや瓶・缶の製造ラインを見学できる。ビールの試飲も!

日経BPコンサルティング 金融コンテンツLab. 
吉田明乎
日経BPコンサルティング「金融コンテンツLab.」(https://consult.nikkeibp.co.jp/financial-contents-lab/)は、難しくなりがちなお金の話題を、わかりやすいコンテンツに仕上げることをテーマとして取材・情報発信にあたっている制作研究機関。月刊誌『日経マネー』編集部の在籍経験の長いベテランスタッフが中心となり、マネー系コンテンツを提供している。