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今注目されている「旅行積立」って何?

Piggy
(写真=PIXTA)
マイナス金利政策などにともなう低金利で資産運用が厳しくなっていることから、高い年換算利回りに相当するサービスで注目されている商品があります。それは、旅行会社のサービスの「旅行積立」です。年利換算2%も珍しくなく、とてもおトクに聞こえますが注意点もあります。

魅力的なサービス額率

「旅行積立」を提供しているのは、航空会社や旅行会社です。旅行のためにお金を積み立てると、満期時に一定のサービス額が上乗せされます。旅行積立は、満期などになると積立額以上の「旅行券や航空券などが受け取れるのが基本的な仕組みです。

最大のメリットともいえるのが、高い年換算利回りに相当するサービス額率(※)です。旅行積立の会社やプランにもよりますが、多くの場合で年利換算1.0~3.0%程度となっているようです。

※サービス額率(%)=(サービス額/支払総額)/積立年数×100
 サービス額=満期旅行券額-支払総額
(注)一括支払いの場合

実際にどんな積み立てがある?

具体的にどのような商品があるのでしょうか。まず大手航空会社のANAやJALでは、「JAL旅行積立」や「ANA旅行積立プラン」などがあります。支払い方法は月々にするか一括払いにするか選ぶことができ、両者とも各社のホームページから申し込みができ、「JALカード」「ANAカード」で支払えるため、マイルを貯めている人は見逃せません。

旅行会社のJTBではでは「JTBたびたびバンク」があります。JTBグループ各販売店で利用できます。積立金を国内・海外のパックツアーのほかに、ホテルなどの宿泊代、国際航空券などにも使えます。積立プランは、満期まで貯めて使う「定期積立プラン」と、積み立て方(金額や期間)を自由に選べる「フリープラン」があります。後者は、自由に貯められいつでも使えるので、年に何度も旅行に出かける人にピッタリでしょう。期間中、毎日、年利換算1.5%の日割りサービス額が付きます。(2016年10月27日時点)

日本旅行の「ドリームプラン」は、全国の日本旅行、日旅サービス、日旅北海道、日旅オーエムシートラベルで利用でき、国内・海外でのパッケージツアーやホテル宿泊券、JR券などに幅広く利用できます。ただし、申し込みは店頭のみの受付です。

途中解約でも「現金では払い戻されない」などデメリットも

もちろんデメリットも存在します。まず「積立金は各会社の窓口で申し込みする旅行にしか使えない」という点です。急に現金が必要になっても、預金のように引き出して使うことはできないデメリットもあります。

次に、途中解約をしてしまうと元本割れする可能性があるという点です。途中解約でも基本的に「旅行券」で返ってきますし、旅行券は1,000円以上で発行されています。端数が生じて積み立てた金額よりも少なくなる場合があります。

また、積み立てしている会社の倒産リスクも考えられますので、利用する前はメリット、デメリットをよく確認しましょう。

毎年旅行に行くという人に限らず、定期的に遠方に帰省している人にとっても便利に使えそうな「旅行積み立て」。毎月少しずつ積み立て上手に活用するのもいいかもしれません。

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