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2016年冬のボーナス、大手企業の平均は? ボーナス増の企業が多い理由

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(写真=PIXTA)
冬のボーナスの季節が近づいてきました。

今年は増えるのでしょうか、それとも減るのでしょうか!? 各種調査データをもとに予想されている支給額の動向を見てみましょう!

一部の大手企業のボーナス集計値はすでに発表 景気のいい業種は?

経団連が11月4日に発表した「2016年年末賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況(加重平均)」(第1回集計)では、金額を調査できた主要11業種大手71社の冬のボーナス妥結額の総平均が「92万7,892円」という結果となり、前年同期比0.84%の増加となりました。

業種別の平均ボーナス妥結額

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とくにボーナス額の平均が高い業種は「自動車」の99万226円で、全体の平均額を押し上げています。次いで「化学」が88万6,094円、「食品」が88万1,552円と続きます。

2015年の冬からとくにボーナス増となった業種は「食品」のプラス8.91%で、前年同期から約7万円も増加となりました。

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