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性格も知識も異なる二人で、100万円を元手にネット信用取引に挑戦!

今回、みずほ証券ダイレクトコースのネット信用取引が委託手数料0円となったことを機に、性格も投資スタンスも異なるコアラさんとキツネさんが、100万円の委託保証金を元手に、1ヵ月間ネット信用取引に挑戦しています。
それぞれの考え方でネット信用取引で投資すると、結果がどうなるか?
一緒に見守りながら、お二人の日記をお楽しみください。

第1週の日記はこちら

第2週(2020年2月25日~2月28日)

大幅な下落相場の中を耐え抜く二人

  コアラ キツネ
実現損益 -61,842円 -209,680円
(実現益) (+117,782円) (+63,831円)
(実現損) (-179,624円) (-273,511円)
資産合計 938,158円 817,143円
含み損益 0円 -19,704円

※上記実現損益・含み損益等には、金利のほかにネット信用取引に係る諸費用等も含まれます。

コアラ日記

週の頭から一気に下落相場に。前週にマイナス3%ルールを守れず清算し損なった銘柄を含む5銘柄の合計約5万円弱だった含み損が、一気に10万円超え(涙)。とはいえ、何もしないと損がどんどん膨らみそうだし、こんなときのための切り札“信用売り”があると思い、思い切って一部損切りすることにした。5銘柄のうち、個人的に大好きな企業3社の建玉を残し、残りの2銘柄を損切り。
よりによって、何でこんなときに日記の公開を引き受けたのだろう?などと思いつつも、気を取り直して、残った枠で暫く封印していた信用売りを使って、挽回を図ることにした。
仕事をしながらなので、3回しかできなかったが、3回とも実現益を得られ、損切り分はほぼ回収できた。

今週はこんなものかと思っていたら、最終の金曜日に大幅暴落が続く。このままでは、残した3銘柄も売るに売れない状態になりかねない。しかも信用売りのチャンス継続。ということで、3銘柄を朝一で損切りし(マイナス13万)、限られた時間で信用売りをちょこちょこやって7万円ほど回収。
まあ、この相場を何とか乗り切ったような気がする。差し当たり、含み損もなくなったので、次週から気軽に投資を続けようと思う。

それにしても、“信用売り”ってすごい技だ!

キツネ日記

NYダウの大幅下落を受けてスタートした週初め、場が開く前に建玉の含み損の拡大を覚悟した。そして、気持ちがぶれないよう次のように決める。

 ・10万円以内の含み損で決済することを目指す。(しばらく耐える!)
 ・とはいえ、含み損がマイナス25万円に到達したらあきらめて決済する。

マーケットの衝撃波は初日だけで終わらず、私の投資人生の中でかつてない下落の連打。売り建てに回す資金もわずかなため、含み損が拡大していくのを眺める展開となった。そして、ついに金曜日にボーダーラインを超え、迷うことなく返済。現引きしてもよいと思える1銘柄のみ手元に残した。

大きな損切りをしたときにいつも思うのだが、実現損のショックよりも不確実な損がなくなった安堵感の方が大きい。それだけプレッシャーがかかっているのだろう。でも「もう投資なんてしない!」とは思わないので、残り2週間ゆっくりやっていこうと思う。
返済後は売り建てで少し実現益を出した。

今週のドキドキ画面(ボーダーライン直前の2月28日午前9時)

お金のキャンパス編集部

今週は本当に激動の1週間でしたね。お二人ともこれだけの下げ相場の中、まさに耐え抜いたという感じでしょうか?決め手は損切りの思い切りの良さでしょうか。また、信用売りを上手に活用されているように感じました。厳しい相場環境はしばらく続くかもしれませんが、来週も頑張ってください。

ネット信用取引のリスク・費用等については、<こちら> をご確認ください。
ネット信用取引は、多額の利益が得られることもある反面、多額の損失が発生する可能性をも合わせもつ取引です。取引をご検討の際には、ネット信用取引サービスの契約締結前交付書面などをよくお読みいただき、ご不明な点は、お取引開始前にご確認ください。

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