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【第4週】性格も知識も異なる二人で、100万円を元手にネット信用取引に挑戦!

今回、みずほ証券ダイレクトコースのネット信用取引が委託手数料0円となったことを機に、性格も投資スタンスも異なるコアラさんとキツネさんが、100万円の委託保証金を元手に、1ヵ月間ネット信用取引に挑戦しています。
それぞれの考え方でネット信用取引を行うと結果がどうなるか?
一緒に見守りながら、お二人の日記をお楽しみください。

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第4週(2020年3月9日~3月13日)

株価暴落のさなか、二人とも健闘。

  コアラ キツネ
実現損益 +71,217円 +137,201円
(実現益) (+130,355円) (+141,687円)
(実現損) (-59,138円) (-4,486円)
資産合計
(累計)
1,037,688円 1,015,151円
含み損益 -37,283円 -368,255円

※上記含み損益には、金利のほかにネット信用取引に係る諸費用等も含まれます。

 コアラ日記

今週は少しゆったりとした投資をしたいと思っていたが、相場が荒れて、そういうわけにはいかなかった。結局、前場と後場、それぞれ開始から30分、長くても1時間程度に時間を決めて、かつ、この1ヵ月で慣れ親しんだ5つの銘柄に固定して無理のない売買を行った。アラートメールをセットして待つのではなく、限られた時間の中で建てて清算まで終わらせる“待たない作戦”。株価が激しく動くからこそできる作戦。デイトレードっぽいが、株価の動きをチェックする時間も限定できるし、アラートメールが来たときのドキドキ感も無いので、精神的にかなり楽だったような気がする。いつもの自分の投資スタンスとは全く違うが、激しい相場のときには、このスタイルも有りなのかもしれない。

正直、これだけ経済にどっぷり漬かっている感覚は過去に無かったかもしれない。そういう意味では貴重な経験をさせてもらったと思う。振り返ってみると、この1ヵ月間の利益の大半は、当然のことながら“信用売り”で得たもの。現物取引にはない投資機会があって本当によかった。

 キツネ日記

最後の1週間も気持ちの休まることのない相場展開だった。原油価格の急落、何度も起こる主要株価指数の過去最大級の値下がり、1日の中で前場と後場でまったく異なる動きをする日経平均株価など、インパクトのある出来事が目白押し。もはや日経平均株価が500円以上下落することは普通な感覚に。

今週は週初に大きな実現益を出すことができ、早々に元手の100万円に回復することができた。2週間で元に戻せたなんて素晴らしい!そして、安心したのもつかの間、週後半に建玉の株価が急落して一気に含み損が拡大。恐ろしい相場だ…この含み損をどう処理していくかは来週以降に考える。

最後に、この1カ月間の気づき。
✔ 信用取引は、マーケットの状況にあわせて買い建てと売り建てを選択できる有効な手段だと思う。現物取引だけでは回復できなかっただろう。
✔ 「手数料0円」というのは、金銭的な魅力だけでなく、取引スタイルが変わるきっかけになると思う。気軽に買えるし、怖くなったらさっさと返済すればよい。
✔ 激震のマーケットで毎日取引、人生でなかなか無い経験をした気がする。

お金のキャンパス編集部

コアラさん、キツネさん、お疲れ様でした。かなり動きの激しい環境でのネット信用取引でしたが、お二人とも健闘しましたね。
いつもとは違う投資スタイルを余儀なくされたようですが、それでも性格の違い、投資スタンスの違いがうかがえて、楽しく読ませていただきました。
これからもネット信用取引をご利用いただき、資産形成などに役立てていただけたらと思います。

ネット信用取引のリスク・費用等については、<こちら> をご確認ください。
ネット信用取引は、多額の利益が得られることもある反面、多額の損失が発生する可能性をも合わせもつ取引です。取引をご検討の際には、ネット信用取引サービスの契約締結前交付書面などをよくお読みいただき、ご不明な点は、お取引開始前にご確認ください。

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