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教えてFPさん!お金が貯まらないポイントをチェックして、貯まる体質に見直しをしたい!

(写真=Dooder/Shutterdtock.com)

お金を貯めたいと思っていても、なかなかお金が貯まらない…と思う方もいるのではないでしょうか。

給与の考え方も以前は年功序列で年齢を重ねれば年収も上がっていったものの、今は実績に応じた給与に変わったという会社もあるかもしれません。一方で、結婚費用、子どもの教育費、マイホーム資金、老後の資金など、将来のためにお金を準備しておきたいという思いもあるでしょう。そこで、お金が貯まらない理由を考えて、お金が貯まる体質に変えていきましょう。

みんなは貯蓄しているの?

世間一般の方は、手取り収入からどのくらいの額を貯蓄に回しているのでしょうか。貯蓄ができないのは、収入が少ないからという理由ばかりではありません。収入が少なくてもコツコツと貯蓄できる人もいれば、収入が多くても貯蓄できない人もいます。

金融広報中央委員会の家計の金融行動に関する世論調査[2人以上世帯調査](平成29年)によれば、世帯主が20代の平均貯蓄率(手取り収入に占める貯蓄した額の割合)は16%、30代では12%、40代は10%、50代で10%となっており、年代ごとに減っていく傾向がみられます。

若いうちはまだ子どもがいなかったり、いてもあまりお金がかからなかったりするため、比較的多く貯蓄できますが、年齢を重ねるにつれマイホームや教育費などの支出が増えていくことが影響していると考えられます。それでは、貯蓄が苦手な方のために、どうしたら貯蓄できるようになるのか、家計の見直し方法を考えましょう。

チェックしてみよう!お金に対する向き合い方タイプ診断

そんなに無駄遣いはしていないつもりなのに給料日前にはすっかりお金がなくなっていて、なかなか貯蓄に回せないということはないでしょうか。

お金を貯めるのが苦手な方にはいろいろなタイプがあります。まずは、お金に関して無頓着なので、あるだけ使ってしまうというタイプの方。また、すごく節約しているつもりなのになぜかお金が残らないというタイプの方もいらっしゃるかもしれませんね。自分はどのタイプにあてはまるか、下記のチェックリストで、試してみましょう。

いかがでしたか? 1つもあてはまらなかった方は、きちんとお金の管理ができている方です。きっと、貯蓄額も順調に増えていることでしょう。目的をもって将来必要となるお金を計画的に貯めるため、意思がしっかりしている方ではないでしょうか。

1から3のいずれか1つでもあてはまる方は、目の前のことで精いっぱいで、将来、必要なときまでにお金が準備できない可能性があります。結婚、車や住宅の購入、旅行、お子様の教育費など、やりたいことにどのくらいお金がかかるかを調べて貯蓄目標額を決め、毎年どのくらい貯蓄しなければならないかを把握しましょう。

4から6のいずれか1つでもあてはまる方は、お金を貯めようという意識が低いためか、つい使いすぎてしまうタイプです。買い物に行っても、目新しいものを買う傾向があるのではないでしょうか。お金が足りなくなったらクレジットカードに頼るようでは、なかなかお金は貯まりません。

7から9のいずれか1つでもあてはまる方は、節約ワザを探したりポイントを貯めたりすることが目的になり、余計なものを買ってしまうといった失敗も多いタイプです。自分では無駄遣いをしていないつもりでも、意外とお金が貯まっていないという方も多いでしょう。「お金を貯める」という、本来の目的を失わないようにしましょう。

お金の使い方のクセをつかむ方法

上記のチェックリストから、お金が貯まらないのには原因があるのかも…と思ったのではないでしょうか。複数のタイプにあてはまる方や4つ以上あてはまるという方は、今すぐお金の使い方やお金に対する考え方を見直した方が良いでしょう。人それぞれお金の使い方にはクセがあり、それを修正していくとお金を貯めることができるようになるものです。

自分のお金の使い方のクセを知るため、簡単に無理なくできる方法があります。それは、毎日の買い物でもらうレシートをノートに貼ってチェックする方法です。市販の家計簿にもレシートを貼るタイプのものがありますのでそれを利用しても結構ですし、ノートやルーズリーフでも十分です。

レシートをもらえなかったときは、忘れないうちに手帳や付箋にメモしておきましょう。スマホのメモ機能やお小遣い帳アプリを利用するのも一案です。それだけでお金に対する意識が上がり、無駄遣いを減らす効果があります。

レシートを貼って見直すと、流動費が減る

(写真=DesignPrax/Shutterstock.com)

レシートを貼って自分のお金の使い道が「見える化」されることで、わかることがあります。例えば、買い物のたびに必要のないお菓子を買っている、外食が多い、買い物の回数が多いなどです。自分の行動パターンがわかるため、支出を減らすための対策が立てやすくなります。毎日、買い物をしているなら買い物の回数を減らすだけでも支出が減る場合もあります。

レシートを貼ってお金の使い道を一覧表のようにしたら、やっていただきたいのが無駄遣いをしていないかどうかのチェックです。簡単なのは、無駄遣いと思われるものに×印をつける方法です。

例えば、雑誌を買った場合、毎月楽しみにして読んでいる雑誌ならば良いのですが、コンビニで昼食のお弁当を買うときに目について、なんとなく買ってしまったのなら×印とします。雑誌を買うのは月に1回だけと決めるなど、なるべく×印がつかないようなお金の使い方を心がけましょう。

このように、レシートをもとに行動を見直し改善していくということを繰り返すと、確実に日々の生活費である「流動費」を減らす効果があります。毎日レシートを貼る時間をとるのが難しい場合は週末などにまとめて貼ってもよいので、まずは始めてみましょう。

固定費の見直し方法

(写真=Dooder/Shutterdtock.com)

レシートを貼っていくことで、日々、自分がお財布のなかからどれくらいお金を使っているかがわかりますが、支出は他にもあります。それは、銀行口座から引き落している各種料金やクレジットカードなどによる支払いです。支出を減らす対策を立てる際には、このような支出も対象にします。すべての支出を洗い出してから減らす対策を立てます。

支出のなかで大きな割合を占めるのが固定費です。固定費とは、毎月や毎年のように、定期的に同じ金額がかかる支出です。例えば、家賃や住宅ローン、光熱費、駐車場代、生命保険料、損害保険料、スマホプラン料金、ジムや習い事の月謝などです。このなかで減らせそうなものはないのか固定費の見直しを図るようにしましょう。

例えば、何十年も続く住宅ローンは、「借り換え」を行えば、数十万、数百万円の単位で削減できる場合もあります。また、生命保険や火災保険、自動車保険などの見直しを長い間していない場合も、現在の状況に合わせて必要な保障だけに加入することで保険料を減らすことができるかもしれません。スマホのプラン料金も家族でまとめて割引ができるプランや格安スマホに乗り換える、自宅のプロパイダとどうなるのかを検討してみると良いでしょう。

ジムや習い事の費用に関しても、将来役に立つものなのか、これだけの費用を「投資」するに値するかどうかといった視点で定期的にチェックしていくと良いでしょう。お子様の習い事に関しては、小さいうちにいろいろと体験させて将来の可能性を広げてあげたいという将来への投資でもあり、減らしにくいものであることも否めません。しかし、将来の大学などへの進学資金も重要です。学資保険や預貯金などで並行して準備することも忘れないようにしましょう。

お金が貯まる体質にするためにはまずは固定費の見直しを!

固定費は、一度見直すとある程度の期間は見直す必要がありませんし、普段の生活では節約を意識しなくても自然と支出を減らすことができます。月に数百円、数千円でも長い目でみるとかなりの金額が削減できます。

少しずつ成果が出てくると、貯蓄をするのも楽しくなり、他に見直しができるポイントがないか自分で検討できるようになるかもしれません。みなさんも、ぜひこの機会にお金が貯まらない理由をチェックして、貯まる体質に見直しをしてみませんか。

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