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投資信託ってどうなの? 初任給からはじめる資産形成

(写真=YURALAITS ALBERT/Shutterstock.com)

<前回の記事はこちら>

銀行に眠っているお金は、いったいどこに置いてあげれば覚醒してお金を稼いでくれるのでしょうか? お金にどれくらい働いてもらうかの目安を“お金の覚醒レベル”として、前回は「レベルⅠ」の個人向け国債・iDeCoをご紹介しました。今回は、専門家の力を借りてお金を覚醒させる「レベルⅡ」にステップアップしていきます。

お金の覚醒レベルⅡ 専門家にまかせてお金を働かせる!

前回の記事を読んだ人のなかには、「個人向け国債やiDeCoじゃ物足りない!」「何年~何十年も先の満期まで待てない!」という声も多そうです。ここからは小難しい運用のことは専門家の力を借りつつ、リターンをねらっていく運用方法をご紹介しましょう。

はじめての投資の実践勉強に向いている「投資信託」

めまぐるしく価格が変動する個別の企業の株を取引きするには不安・忙しくて取引できない、なんて人に向いているのが「投資信託」をはじめとした専門家に運用をしてもらえる商品です。

投資信託(=ファンド)には、多くの投資家がそれぞれ“働かせたいお金”を預けます。そうして集められてまとまったお金を「ファンドマネージャー」と呼ばれる運用の専門家(運用のプロ)が、投資家にかわって株式や債券、不動産などを(投資)対象に運用してくれるので、ほったらかしでも勝手にお金を働かせてくれるというわけです。

そうして運用されたお金が生んだ利益は、運用コストなどを引いたあと、投資した口数に応じてお金を出した投資家に分配されます。投資信託の価格(=基準価額)は日々変動しますが、途中で売りたくなったら換金(売却)することもできます。

元本が保証されている個人向け国債などとは違って、投資信託は値動きのある資産に投資することになるので、投資した金額を下回るリスクがあります。そのため商品選びや売却のタイミングなどには注意が必要ですが、少ないお金で分散投資することができるので個別の株に投資するよりもリスクを分散することができるメリットがあります。

投資信託は、その投資対象や運用方針によって多種多様なラインアップがあります。各金融機関のホームページで取扱商品が見られるので「これに投資したい!」と思えるような投資信託を探してみましょう。

>>投資信託を探してみる(みずほ証券)

毎月らくらく投資できる「投信積立」を活用してみよう

さて、「これに投資したい!」という投資信託を見つけたら、今度は毎月の積立感覚で自動的に買い続けることもできます。ここで登場するのが「投資信託つみたてサービス」です。
“月々1,000円”や“10,000円”など自分で好きな金額を設定し、一旦申し込んでしまえば毎月自動的に口座から引き落として自分で選んだ投資信託を買い付けてくれます。

投資信託つみたてサービス「みずほdeつみたて バランスくん」(みずほ証券)の例:

<投資信託積み立てのイメージ>

手間なく投資を続けることができるので、長期投資をしたい人にも向いています。価格変動やタイミングに関係なく定期的に、一定金額を投資できるので“ドル・コスト平均法”のメリットも生かせます。最初は申し込みが必要ですが、自動でとても便利なサービスですのでぜひ活用してみましょう。

>>投信つみたてサービス「みずほdeつみたて バランスくん」(みずほ証券)

さらに全部おまかせの「ファンドラップ」って?

「これに投資したい!」という商品すらよくわからない、金融機関に資産運用を一任したいという人には「ラップ口座」というものがあります。

「ラップ(WRAP)」という名前には「包む」という意味があり、ラップ口座1つで投資顧問サービス、金融商品の売買・保管・運用報告・パフォーマンスの分析などあらゆる資産運用サービスを受けることができます。

ラップ口座で運用をおまかせすると、証券会社等が自ら株式や投資信託などの売買をしてくれるため、通常売買にかかる手数料なしに運用することができます。そのかわり、契約残高に対しての「固定報酬」や利益が出た場合の「成功報酬」などの報酬を支払いますが、資産が増えるほど証券会社の報酬も増えるため、証券会社も投資家から預かった資産を増やすためにパフォーマンス向上に尽力してくれることになります。

以前はラップというと最低契約金額が数千万円~数億円と大きかったため富裕層向けのサービスというイメージがありましたが、最近では退職金などをターゲットとして500万円から…とする証券会社や、1万円など少額から購入できるラップサービスが登場していますので、若い人でも早いうちからラップ口座での運用を取り入れやすくなりました。

特に、少額から運用できる「ファンドラップ(投資信託を選んで運用してくれるラップ口座)」は各社がこぞって提供しはじめていて、今注目されている資産運用サービスの1つと言えるでしょう。

>>資産運用も専門家に任せる時代「みずほファンドラップ」(みずほ証券)

銀行に置いていたお金を専門家のもとに移動してあげると、専門家がお金を働かせてくれるのであなたが寝ている間もお金がお金を稼いできてくれるようになります。(ときにはケガをしてしまうこともあるかもしれませんが…)

「継続は力なり」とはいいますが、早いうちから取り組んでいるのといないのとでは将来の資産残高に大きな差がついてしまうかもしれません。まずは専門家の力を借りながら投資をスタートさせてみてはいかがでしょうか?

次回はさらにレベルアップして「お金の覚醒レベルⅢ」の資産運用をご紹介します!
「お金の覚醒レベルⅢ」につづく