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意外に多い画像診断での病変見落とし AIが助ける

(写真=Gorodenkoff/shutterstock.com)

意外と多い、医師の見落とし

AI(人工知能)による画像診断支援に関する記事を目にする機会が増えています。こうした記事のなかに、大腸内視鏡検査においてポリープや微小がんの医師による見落としの比率が2割程度との報告もある、とありました。見落とし率の高さに驚きましたが、筆者は数年前にこの大腸内視鏡検査を受けたことがあります。当時は2割も見落とされることを知りませんし、検査担当が若い医師で、「大丈夫かな?」と少し不安になったことを覚えています。

AIによる画像診断支援の実用化に期待

冒頭で触れたように、画像診断支援に向けたAIの開発が複数の主体により進められています。大学等研究機関や、オリンパス、富士フイルムHD、日立製作所などの医療機器関連企業、医療従事者専門サイトを運営するエムスリー、AI開発に強みを持つ日本電気、また、非上場企業のエルピクセルなどです。AIに検査画像を学習させ、すでに90%台半ば以上の高い精度で病変の検知が可能とする開発主体もあります。さらに、2019年度には承認申請に向けた試験を開始する方針を示す開発主体も出てきています。厚生労働省でも、18年7月、「保健医療分野AI開発加速コンソーシアム」を立ち上げ、この中で画像診断支援の実現加速に向けた議論(関連学会の連携による画像データ構築等)も進んでいます。早期の実用化、精度向上が期待されます。 

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