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広がる駐車場シェア

(写真=Vadim Georgiev/shutterstock.com)

駐車場もシェア!?

移動に関するシェアリングサービスとして、自動車を共有するカーシェアをよく見かけるようになりました。駐車場シェアサービスは、外出先で一時的に駐車場を利用したい人と、空き駐車場や遊休スペースを持つ個人や法人をネットで仲介することです。既存施設が混雑する都市部や観光地、イベント会場など、その近くで駐車場が確保しやすくなるうえ、料金が比較的安いこと、さらにスマホで簡単に空き駐車場の検索・予約や料金精算を行うことができる便利さから利用が広がっています。今後も駐車場シェアの存在感が高まることが期待されます。

拡大が期待される駐車場シェアリング市場

駐車場シェアサービスの先駆的存在といえるのが、akippa(アキッパ・大阪市)や軒先(東京)といったベンチャー企業です。特にakippaは、電鉄や不動産会社、自治体など、幅広い企業・団体と提携して空き駐車場を確保し、足元で登録駐車場数を2万4,000ヵ所以上にまで増やしています。一方、今後の成長期待から、従来型の時間貸し駐車場大手のパーク24や三井不動産リアルティも2016年に相次いで参入。異業種でも、例えばNTTドコモなどのモバイル通信会社が利用者に専用アプリ、駐車場運営者にIoT技術を活用した入出庫管理機器を提供するビジネスモデルでサービスに乗り出しています。こうした専業各社の取り組みや新規参入拡大によって利用できる駐車場が増えることは、駐車場シェア市場にとって追い風となるでしょう。

シェアで変わる未来

カーシェアとのサービスの相互乗り入れもこの先、進むと期待されます。手軽に自動車を借りることができるカーシェアと、柔軟に自動車を止めておける駐車場シェアがつながれば、観光やイベント等に行く際の交通手段として、自動車がもっと選ばれやすくなると思われます。さらに将来的に自動運転が普及すれば、例えば目的の観光地に最も近くて安い空き駐車場を自動で探し出し、座っているだけでその駐車場に連れて行ってくれる、といった未来がやってくるのかもしれません。

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