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POSA(ぽさ)カードって何?

(写真= igorstevanovic/Shutterstock.com)

POSA(ぽさ)カードって何?

コンビニエンスストアに入ると、店頭や店内に色とりどりの厚紙のようなものがぶら下がっている棚を見たことがある方は多いと思われます。あれがPOSA(ぽさ)カードです。

POSAカードは、「Point Of Sales Activation」の頭文字を取ったプリペイドカードの一種です。「Point Of Sales」は日本語だと「販売時点」と訳されます。

私たちは普段、スーパーなどでバーコードを読み取って会計するレジを目にしていますが、あれが「POSレジ」です。POSレジは売り上げが発生する時点の情報をバーコードから読み取り、その商品の品名や値段をレシートに印刷します。

それだけでなく、販売に関する各種の情報を記録・収集し、分析することで売れ筋商品を見つけ出したり、在庫を効率よく処分することで顧客満足度や売り上げの回転を向上させることができます。

「Activation」は日本語だと「活性化」または「機能の有効化」等と訳されます。すなわちPOSAカードとは、POSレジを通して決済が完了した段階(販売時点)で、初めて「活性化(または有効化)」するカードとなります。

販売店にとっては、通常の金券に比べ盗難や紛失、在庫管理、返品等の流通上のリスクを減らすことができます。POSAに対応したプリペイドカードの例としては、楽天ポイントギフトカードやAmazonギフト券、Google Playギフトカードなどがあります。

POSAカードはどうやって利用するの?

POSAカードは、近年のスマートフォンの普及やネット決済の伸長を背景に、コンビニエンスストアだけでなく、家電量販店や大型スーパー、ドラッグストアでも取り扱いが増えています。

POSAカードを買うのはとても簡単です。金額が記入されたカードをレジに持っていくとバーコードで読み取られた金額が表示されます。現金で支払いを済ませればPOSAカードを入手できます。

購入したPOSAカードは、コード(シリアル番号)を使うタイプのカードの場合、裏面のスクラッチ部分をコイン等で軽く削るとコードが出てくるので、パソコンやスマートフォンで購入先にアクセスしてコードを入力すれば、残高が反映されます。残高が反映されれば、ショッピングやゲーム等に利用することができます。

クレジットカードだと、ネット上で番号などを入力する際、他者に盗まれて悪用されるかもしれない等と不安になることもありますが、POSAカードであればそうした不安もありません。

ネット通販でスイーツを「お取り寄せ」したり、音楽やゲームアプリを購入・ダウンロードすることもできますが、カードの金額を超えて利用することはできないため、計画的に利用することができます。

また、百貨店やスーパー等の店舗で買い物できるタイプのものもあるため、お世話になった方へ贈り物をする時に使うこともできます。

POSAは、米国アトランタに本社を置くギフトカード・プリペイドカードの流通大手傘下のインコム・ジャパン株式会社の登録商標です。国内では50,000店舗以上が同社のPOSAネットワークに接続されているほか、世界では北米を中心に30ヵ国以上で事業展開しているそうです。

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