Home / お金のコラム / 5年で3億円超え!? 妄想ふくらむ白鳥さんの信用取引体験日記~50代男性がお金と健康な身体を手に入れるまで~

5年で3億円超え!? 妄想ふくらむ白鳥さんの信用取引体験日記~50代男性がお金と健康な身体を手に入れるまで~

そろそろ老後のことも気になりだした一般の個人投資家 白鳥さん(50代後半男性・素顔はちょっとコアラに似ている)のはじめての信用取引体験に、お金のキャンパス編集部が密着取材。貯金はほぼお酒に消えていたという白鳥さんが、一念発起して株式投資に挑戦。しかも、リスクが高いといわれる「信用取引」に…!? そのリアルな投資の全記録を複数回にわたって公開します。

前回は、お金を使わずに利益をあげている感覚に気づき、さらに信用取引にハマる白鳥さん。マイルールにしたがって売買しているおかげで、順調に資産が増えているようす。

8週目:保証金が2割増!そしてルールを整理!

相変わらず、上下10%のアラートメールは来ず。「株価が1割動くのって大変なことなのね!」などと思いながら、建玉一覧を見た。
ちなみに慣れてきたし、アラートメールも設定してあるので、移動中の電車やバスの中で、スマホで、たまに見る程度という習慣になっている。
マイナス10%になりそうでならない銘柄も、ちょっとプラスに転じて、全部が赤(プラス)になってきた。2社(プラス3万円と2万5千円)を返済。他のも返済すると、さらに5万円プラスになるが、待つことに。ボリンジャーの知人が忙しくて聞けていないので、みずほ証券のアナリストの「買いシグナル」を見て、2社を成行で信用買い。すでに、「アナリスト予測は大きな動きはないが、なんか安全な気がする」と他力本願で個人的に思っている。
今週は今のところ5万5千円のプラス。そして、
ただいまの保証金:136万円

もともと110万円から始めたので、2ヵ月で26万円増えた。実にいい感じ!

これまで考えてきたルールをまとめてみると、次のようになった。

★白鳥ルール改
①建玉は常に5つにしておく。(返済したら追加)
②ひとつの建玉は、[保証金の2倍5(我ながらこのルールは良いような気がする)
③原則、損益がプラス10%マイナス5%を超えたら、迷わず返済(マイナスは5%にした)
④建玉の業種はバラバラ(銘柄コードの一桁目の数字をバラバラにするってこと)
⑤アラートメールは、きっちり計算して登録する

ちなみに、月10万円といった目標額の設定は、損をすると次にその分まで取り戻そうという気持ちが芽生えるはず。すると、決めたルールと矛盾が起こると考え、廃止に。

この5つのルールは、かなり上出来なルールのような気がする。
う~ん!大きな損をするイメージがまったく湧かない

このペースでいけば5年後に3億3千万円!?

このままいくとどうなるのか?2ヵ月終わったところで、捕らぬ狸の皮算用をしてみた。
あくまでも目標ではなく、偶然にもこのまま行ったら、の話だが、ビックリするようなことになってしまった
毎月、保証金が10%増えていくと、110万円が3年後に3,400万円に、5年後にはなんと3億3千万円に!ほんまかいな!複利計算って怖い!
ちなみに、5年後、5%だと2,000万円、3%でも600万円。これでもすごい。

毎月の目標額は決めていないし、まったくこうなると思っていないが、ビックリ。

信用取引のおかげで、お金を貯めずに全部飲んでいた私が、コツコツ資産形成をしようと思うようになっただけでも、私にとっては大きな体質改善になったような気がする。
2ヵ月やってみて、一番驚いているのはこれかも。

 

【「白鳥さんの信用取引体験日記」バックナンバーはこちら】
第一回 110万円からはじめるリアル投資の全記録。
第二回 マイルールを決めてプラス5万円。
第三回 儲かる株のヒントは日常のなかに…
第四回 損で大ケガしない条件を考えてみた。
第五回 難しい分析はしなくても20万円儲かった

【「白鳥さんの信用取引体験日記」続きはこちら】
第七回 株価が下がったら取るべき行動は?