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いらっしゃいませ、「無人」店舗へようこそ

(写真=tongcom photographer/Shutterstock.com)

7月に中国の電子商取引最大手が無人スーパーのコンセプト店を公開

今年7月に、中国の電子商取引最大手企業が杭州で若者をターゲットに「無人」スーパー「淘珈琲(Tao Cafe)」のコンセプト店舗を公開しました。来店客はスマホのアプリからQRコードをスキャンして、店舗利用に関するルールに同意すれば、「入店許可証」が入手でき店舗に入れます。床面積約200㎡の店舗内の両端に商品棚が立ち並び、真ん中にはテーブルと椅子が設置されています。

飲食の場合は、専用カウンターの前に立ち(顔認証システムで個人を特定)、注文内容を伝えれば(音声認証システムで確認)、自社のモバイル決済アプリ「アリペイ」で自動的に支払われます。買い物の場合は、商品を取り、出口にカメラとセンサが設置された2つの決済ゲートを通過すれば、商品代金がアリペイから自動的に決済されます。入店してから店を出るまでスマホを取り出す必要がありません。

上海にある24時間無人コンビニを体験

新しいもの好きの私も上海にある24時間「無人」コンビニ、「繽果盒子(BingoBox)」での買い物を実体験しました。広東省の中山市で創業したBingoBoxは中国インターネットサービス大手企業のWeChat(ウィーチャット:無料通話やチャットが楽しめるコミュニケーションアプリ)と全面的に連携しており、入退店時にWeChatのスキャン機能を利用します。

店内のお菓子などの商品は棚に並んでおり、ガラスドアの冷蔵庫には飲み物などが陳列されています。商品を取り出して、入口付近の精算台(最大5点)に乗せれば、支払金額がモニタに表示されます。モバイル決済アプリ「WeChat Pay」やアリペイなどを使い、モニタに表示されたQRコードをスキャンして支払いが完了します。レジに人がいないこと以外、一般的なコンビニと同じです。

中国ネット大手企業の参入で無人店舗の設置もトレンドへ

中国でも、ロボットが働く無人工場、無人自動運転、ドローンによる自動配達等の実用化への動きが進展。こうしたなか、中国のネット大手企業の参入により、「無人」店舗の設置拡大もトレンドとして加速しそうです。

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