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【第1回】和泉昭子氏が教える、初心者のための「株式投資入門」

生活経済ジャーナリスト/ファイナンシャル・プランナーの和泉 昭子氏
マイナス金利に突入した現在、大切なお金を守り、増やしていくために資産運用を考えている方は多いのではないでしょうか。
お金のキャンパスでは、生活経済ジャーナリスト/ファイナンシャル・プランナーの和泉 昭子氏による連載を通じて、かしこく資産運用するためのノウハウをお届けします。

第1回目は、「証券口座までは作ってみたものの、いったい何から始めれば…?」という株式投資初心者がまず押さえておくべきポイントを聞いてみました。

投資も運転と同じ!? まずは体感して「値動きに慣れること」が大事

投資を始めるにあたっては、「投資とは何か」を人から聞くより、まずは自分で体験してみることが大切だと思います。運転のしかたをいくら本で勉強しても、実際にやってみなければうまくなりませんよね。投資も同じです。ある程度の知識はもちろん必要ですが、まずは体感して「値動きに慣れる」ことが重要なのです。

値動きの要因はいろいろありますが、どんな商品でもベースになるのは“経済の動き”です。世の中の動きが株価にどう影響するのか、どういった要因によって為替が動くのか。その理屈を実体験していくことです。

自分の“リスク許容度”を知る

リスク許容度とは、読んで字のごとく、資産運用にともない発生するリスク(価格のブレ)をどの程度受け入れられるかの度合です。
 
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年収が高い、資産が多い等“金銭的”な余裕がある人は、リスク許容度は高くなります。加えて、“精神的”なリスク許容度があり、これが厄介です。精神的に弱いと株価が下がったときに売ってしまい、結局は損をすることが多いのです。“精神的”なリスク許容度は人それぞれですから、自分が体験して確かめるしかありません。

練習におすすめの投資先は「シンプルな値動き」の商品!

「値動きに慣れる」ことを第一に考えた場合、シンプルにわかりやすい商品がよいのではないでしょうか。

たとえば、投資信託の一種にインデックスファンドがあります。インデックスファンドは、目安となる指数への連動を目指した運用スタイルです。

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日本株で運用する場合、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)等の指数に連動した値動きを目指すように運用します。ですから、経済全体の影響と企業固有の要因が混ざってしまう個別株とは違い、マーケット全体の動きをシンプルに反映します。インデックスファンドには、一般的に信託報酬(手数料)が安いというメリットもあります。

インデックスファンドのなかでも最初は、日本株が身近ではないでしょうか。世界を相手にビジネスをしている方なら、MSCI(グローバル株式の代表的な指数)に連動するインデックスファンドも選択肢として考えられます。

>>インデックスファンドを探してみる(みずほ証券)

慣れるまでは少額から始めて、徐々に投資スタイルを確立

最初から資金のすべてを投資するのではなく、10万円、数十万円単位から少しずつ、値動きを実感してほしいと思います。基礎的な力がつけば、その後はご自分に合った投資のしかたを見つけていけるのではないでしょうか。

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