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今どきの働き女子 月収10万円台でも“1000万円女子”に!

リンダ・グラットン氏が唱えた「人生100年時代」がまさに現実になりつつあるなかで、女性たちにとっても働くだけでなく、働き続けることが当たり前になっています。“自分でお金を稼ぐ”女性たちは、お金との付き合い方をどう考えているのでしょうか。
30年以上、働く女性たちに寄り添い、応援してきた月刊誌『日経WOMAN』編集部の岩井愛佳さんに、働く女性たちのお金の実態を聞いた後編です。

【前回】1000万円女子って本当? 『日経WOMAN』と働き女子の「お金」

1000万円貯まる女子は、部屋もきれいで自炊が好き!

身の丈に合わない出費をどんどんして借金を抱えてしまう「隠れ貧困女子」がいる一方で、『日経WOMAN』の読者には、手取り月収10万円台でも賢くお金を運用して貯蓄を増やす「1000万円女子」もいます。これは文字通り、1000万円以上の貯蓄や資産を持つ女性たちのこと。

「なかには年収の高い人もいますが、1000万円女子のなかには手取り年収が200万円~400万円程度の人も多数います。貯蓄や投資でお金を計画的に運用して、コツコツ貯めているんですよね。お金を貯める目的は、いざというときの備えと、老後資金が主。お金の勉強や情報収集をしっかりして、投資信託の積み立てや個別株式の購入をはじめ、NISAやiDeCoなどの税制優遇制度を活用している人も多いです。」と岩井さんはいいます。

こうした1000万円女子を実際に取材していると、次のような共通点がみえてきたそうです。

1000万円女子の傾向

・収支を把握している
・先取り貯蓄をしている
・支出のメリハリがしっかりしている
・職場にお弁当、水筒を持参
・部屋がすっきり整っている
・スキルアップのための自己投資をしている
・投資をしている
・既婚の場合、夫婦でお金についてきちんと話し合っている
・インスタやブログでお得な情報をチェックしている
・「ポイ活」をしている

自分のお金の収支をきちんと把握し、身の丈に合ったお金の使い方をしている人は貯蓄額が高い傾向があるそう。インスタやブログなどのSNSを活用して、お金についての情報を集めたり、「ポイ活」と呼ばれるポイントサイトやアプリなどでコツコツポイントを貯めたり、お得なチャンスも逃しません。「1000万円女子には、断捨離をした経験のある人が多いのも特徴です。不要なものを捨てることで、自分に必要なものが把握でき、無駄な買い物をしなくなったとよく聞きます。会社にお弁当や水筒を持参している人も多く、普段の食費を抑え、たまにおいしいものを食べに行くなど、お金の使い方すべてにポリシーが感じられます」。

真似したい、1000万円女子の貯め技

では、実際に1000万円女子は、どのようにお金を貯めてきたのでしょうか。「大多数の人は、財形貯蓄や定期預金などを使い、給料日に先取り貯蓄をしています。残ったお金は、賢くメリハリつけて使っていますね。銀行口座の使い分けも上手。いざというときや老後のための『使わない貯蓄』と、旅行や買い物などの『使っていい貯蓄』とに口座を分けています。結婚式や家電購入などの臨時出費も、使っていい貯蓄口座があれば、やりくりがきちんとできるんですね。ほかにも、格安スマホに乗り換えて通信費を抑えるのが主流。ふるさと納税で食費を浮かせる人もいます」。

さらに、1000万円女子の多くが投資をしているといいます。「優待目的で個別株を保有している人もいますが、投資信託のインデックスファンドに毎月一定額を積み立てている人が多いです」。

自分のお金の勉強のためにファイナンシャル・プランナー(FP)の資格を取った人もいると聞き、その意識の高さを感じました。「お金の知識が身につくと、リボ払いがいかにもったいないか、iDeCoやつみたてNISAを使うのがいかにお得か、などがわかり、より良い人生が送れると感じます。今後、マネーリテラシーの格差が、老後格差につながるかもしれませんね」と岩井さんが語るように、まずはお金について正しい知識を持つことから始めるのがよさそうです。

1000万円女子の道に向けて、今日から一歩を踏み出しましょう。

『日経ウーマン』は、「仕事を楽しむ 暮らしを楽しむ」をテーマに、仕事にも私生活にも役立つ情報を掲載する月刊誌(毎月7日発売)。自分らしい働き方、資格、就職・転職など、働く女性の仕事を応援する内容から、恋愛・結婚・出産、マネー管理、カルチャー、メイクなどのプライベートを充実させる情報まで、あらゆるテーマを働く女性の立場に立って考えている。

日経BPコンサルティング 金融コンテンツLab. 
岩辺みどり

日経BPコンサルティング「金融コンテンツLab.」(https://consult.nikkeibp.co.jp/financial-contents-lab/)は、難しくなりがちなお金の話題を、わかりやすいコンテンツに仕上げることをテーマとして取材・情報発信にあたっている制作研究機関。月刊誌『日経マネー』編集部の在籍経験の長いベテランスタッフが中心となり、マネー系コンテンツを提供している。

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