「時間軸」 司馬遼太郎氏の名作「坂の上の雲」を読んでいて、ふと考えたこと。 「日露戦争当時、世界最強だったバルチック艦隊が負けたのは、なぜだろうか」。 それは、官僚主義と「見えない敵への理由のない恐怖 ...
もっと読む「1992年アメリカ」― 兜町カタリスト櫻井英明のここだけの株話
「1992年アメリカ」 1992年8月後半。 成田からサンフランシスコへ飛び立ちました。 出張の理由は「アメリカ不動産証券化の視察」。 担当役員の常務さんと現地のブローカーと3人でほとんど全米を回りま ...
もっと読む「大風呂敷」― 兜町カタリスト櫻井英明のここだけの株話
「大風呂敷」 あらゆる市場の関係者というのは、どういう訳か話の矛先を世界景気に広げる傾向があるようです。 表現を変えれば「大風呂敷」みたいな印象。 現状を確認もしないのに「米経済は・・・」。 見たこと ...
もっと読む「天底を当てない?」― 兜町カタリスト櫻井英明のここだけの株話
「天底を当てない?」 1995年頃の秋頃。 「相場の天底を当てようとするから見間違える」と、先輩氏に言われたことがあります。 「銘柄を当てる、なんて表現は不遜だ」とも。 「その前に相場の哲学をよく考え ...
もっと読む「シミュレーション」― 兜町カタリスト櫻井英明のここだけの株話
「シミュレーション」 市場はヒーローを追いかけがちな場所。 しかし、重要なのは「ヒーローを追いかけること」ではありません。 「次のヒーローを想像すること」。 そして、「ヒーローのリバイバルのタイミング ...
もっと読む「風物詩」― 兜町カタリスト櫻井英明のここだけの株話
「風物詩」 兜町からいろいろなものがなくなっていきました。 最近話題になるのは「上場企業の決算発表風景」。 東証の記者クラブである「兜倶楽部」は、資料を配布する企業の担当者でごった返します。 でも、デ ...
もっと読む「記録」― 兜町カタリスト櫻井英明のここだけの株話
「記録」 記録というものは、過去を調べ始めると途絶えるもの。 5月14日の前場10時45分から11時前にかけて過去の続落記録を調べていたら、株価は翌日の15日に、8日ぶりの反発。7連敗で下げ止まりまし ...
もっと読む「1992年」― 兜町カタリスト櫻井英明のここだけの株話
「1992年」 1992年の秋、ニューヨークのマンハッタン。 エンパイアステートビルの見えるコンドミニアムで、一人の債券トレーダーと一人の不動産ファンド組成者とお酒を飲んだことがあります。 債券トレー ...
もっと読む「平成の終焉」― 兜町カタリスト櫻井英明のここだけの株話
「平成の終焉」 平成の東証1部市場。 【上場企業数】1130(昭和最後の1988年末)→2140(平成31年4月26日) 【時価総額】462兆円→608兆円 【単純配当利回り】0.51%→1.86% ...
もっと読む「この時期は」― 兜町カタリスト櫻井英明のここだけの株話
「この時期は」 「株価」というものの根源は企業の行動結果および行動予測。 したがって「株価」を取り扱っているという性質上、どうしても取材というものが必要になります。 数千に及ぶ企業を逐一フォローするの ...
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